2021年6月19日、豊洲PITでのaccessのライブに行ってきました。
access ELECTRIC NIGHT、通称エレナイです。
2019年にaccessさんのファンにすごい勢いでなってから(インフルエンザで40℃近く出したときにサブスクで聴いて転げ落ちるようにハマっていった)何度かライブに行きましたが、ブログに感想書くのは初めてです。Twitterで済ませようかなと思ったんですが、ツイートでは曲名を伏せているので後で見返すと自分でもわかりにくいことに気付き、未来の自分が読み返してニヤニヤするためにブログに曲名ありで書くことにしました。ツイート書き散らかすように思いつくままざっくりした感想です。決してレポのような立派なものではなく。
17時開演、コロナ禍のため列番号が前半の人は16:30~、後半の人は16:45~の入場で。
わたしはぴあの一般販売で購入したんですが、座席が29列50番。豊洲PITの座席表見ていただけるとわかりますが最後列の端で正真正銘の最後の席です。
必ずしも座席番号順に売れていくわけではないのでしょうけど、本当にギリギリで滑り込みできた感があり、チケット買えた幸運に感謝。
今回、一般は全部電子チケットでした。スマホのブラウザでチケット用のURLにアクセスし、入場時間になるとチケットのもぎり操作が出来るようになるシステムです。わたしは電子チケット自体が初体験で、急にスマホが故障したら…などの不安はありましたが、とても簡単で便利でした。購入者名が表示されるので半券の裏に名前を書く必要も無いし。

コロナ禍のためのひとつおき着席で後ろの席からも見やすかったです。ちょっとくらい横に首を伸ばしても周りに迷惑かからないのが嬉しい。
最後列だったのも、つい手振りが大きくなってしまったり振りを間違えても、後ろの人がいないのは気楽でした。自分がよく前の人の振り参考にしてるものだから…
1曲目の『Heart Mining』からの容赦の無い爆音に、accessだ!エレナイだ!と実感。
最後列でも音がビリビリきました。気分じゃなくて物理的に振動が。
豊洲PITという会場が爆音響きやすいのかな?思えば2019年Sync Parade追加公演でここに来たときも振動すごかったです。
ライブ用耳栓していって大正解で、もう必需品です。ライブ用耳栓が無いと音を楽しむ余裕が失われてしまう。
わたしは大きな低音がお腹に響くのが気持ち悪くなって苦手なのですが、ライブ用耳栓をしていると大丈夫で、爆音を気持ち良く楽しめるようになります。耳にフタしているのにお腹が楽になるのは不思議。
愛用してるのはCrescendのMusicです。これ↓
http://www.korg-kid.com/crescendo/products/professional.html
Heart Miningのイントロ、原曲は胎児の脈動を思い浮かべるのですが、このギャンギャンと強い音が響くアレンジにはもっと攻撃的で挑発的なイメージが。
歌が乗るというのに容赦の無いシンセの爆音と、音の嵐の中ではっきりと存在する歌声、accessだあ……
公式グッズの光るハーフタンバリンを持参してて、どう鳴らすのかちょっと不安でしたが、始まってしまえば皆さんいつものペンライトとか手拍子のようにタンバリンを振って鳴らしてたので、わたしも遠慮無く。演奏が爆音だから遠慮はいらない!という感じでした。そういうところも音が挑発的と感じた理由かも。大ちゃんに仕掛けられてる感じがすごく楽しいです。
続いて『SUMMER NIGHT BREEZER』、好き~!(いや全曲好きなんだけど)夏のシンデレラ!
次の『f☆R☆E☆e』も大好きな曲。嬉しかった!夜のイメージの曲好き…
このあたりは好き過ぎるのとエレナイ始まったよ!という興奮で記憶がだいぶおぼろげ。
好き過ぎると頭真っ白になって記憶飛びますよね……
光るハーフタンバリンを、公式からの「胸の高さ、自分の身体に収まる範囲」というお願いを守りつつ、力いっぱい振りました。f☆R☆E☆eで拳突き上げるの楽しい!
次の『S』は、冒頭でヒロさんがちょっと上手く歌えない感じで、後ろ向いて下がって。ステージドリンクを飲んで声を整えてたのかな?
そういえばここまで、ものすごいシャウトとか声伸ばしまくりとか無かった気がするし、喉の調子が悪いのかと心配に。
でもヒロさんはこんなときにも後から良くなる人!本番中にパワーアップする人!と思ってたら、この後に本当にどんどん良くなった!
後日モバイルサイトの動画での本人コメントによると、スモークを吸ってしまったので飲み物のんで立て直したそうです。深刻な不調でないなら一安心。
そんな感じで、ちょっとハラハラしながら聴いたSもまた味わい深かったです。トラブルとかミスをどう乗り越えるかはライブの美味しいところと思います。いやトチるの楽しみにしてるとかでは決して無いんですけど、プロがアクシデント時にどうするかというのはやっぱり見ててすごく面白いです。
『NAKED DESIRE』のアレンジは、過去のエレナイの映像で聴いたことがあるような。
原曲はパキッと明るい夏の日差しのようだけど、このアレンジは強い光に包まれてクラクラするような、カメラでいうと露出オーバーな白い画面のイメージ。白昼夢を見てるようなこの感覚、確かに過去のエレナイ映像見てるときもあった。クラッとフワッとするのが気持ちいい。
ネットで事前に話を聞いてたタンバリンで16ビートを刻まされるコーナーも楽しかったです。無い人は手拍子で。8ビート、4ビート、2ビートでもオッケー。
わたし、頭ではリズムわかってるつもりでも体は動かないことが多いんですが、なんとか16ビートできました!たぶんできてたと思う。むしろ8ビートに落として合わせる自信がなかった。これでわたしも豊洲タンバリン隊!(accessさんによるネーミング)
観客によるタンバリン&手拍子のリズムで演奏されるのは『ANOTHER DAY』でした。意外な選曲!原曲よりもちょっと速くてタンバリンのシャカシャカ音と合わさって快活なイメージに。
歌に聴き入って手がお留守になると大ちゃんに怒られるので、がんばってビート刻みました。、
次の『Closet』と続く『BEAT PLANET』はアレンジがすごくてイントロドン状態の「なにこれなにこれ?あーっあの曲!」という瞬間が最高に楽しい。
Closetは、ヒロさんがタンバリンを持って、顔の前で横に引く(クローゼットの戸をこっそり開けるような)のを繰り返したあと、大きく8の字?にタンバリンを回す振りがあったので、わたしも真似してみました。これは前からある振りなのか、新しくついたものなのか、わたしが見た過去ライブ映像ではClosetがセトリに無かったので分からない。アククラ先輩はたとえ新規の振りでも前からあったものかのように踊りこなすから余計分からない。
『Wild Butterfly』は、サビがデッデッデッデという方!これはDigital Spiderリミックスだ!原曲の浮遊感もいいけどDigital Spiderの歩き回る感じも好き……
ここで換気タイム5分間を挟んで、後半へ。
後半最初の曲は『ELECTLIC☆NIGHT』、ここでテーマ曲が!これの振りをやると、エレナイ参加できてすっごく嬉しい!という気分が盛り上がってきて、とっても幸せです。
次が『CATCH THE RAINBOW』で、ダークよりの曲が多かった前半に対して、パーッと明るくなった印象!
照明が虹色のレーザー光ですごくきれいでした。グラデとかじゃなくレーザーの線の1本1本が違う色!
ニコ生のコメントで大ちゃんのありがたいお説教などと言われる部分は、今回はボコーダーが効いて何言ってるか聞き取れない!それもまた楽しい!
ホールツアーで聴いたときのCATCH THE RAINBOWは天上の魔法のようだったけど、このエレナイのは地上から空を狙う不敵さを感じました!
そして、『MOONSHINE DANCE』!テンポの速いバージョン、2002 SUMMER STYLE、だっけ?
安定のムンライプレイで、笑顔の2人が尊い。尊いという言葉を安易に使うのはどうかと常々思ってますが、だって尊いんだもん……
盛り上がったまま次の曲へ。
大ちゃんの要塞の前にセッティングされるマイクスタンド、ということは、ツインボーカル!?『瞳ノ翼』!
重低音の振動がすごくて、頭から足までビリビリ震えました。滑走路にいるみたいと思った!
これが使われたコードギアスは見たこと無いんですが、巨大メカに乗り込んで戦うアニメですよね?それが頭にあったのもあって滑走路なイメージ!
本編ラストの『Knock beautiful smile』も、これまた重低音すごかった。
大ちゃんのJD-Xiベルカモデルの投げ上げも見られました!ちょっと低め。
それにしても、JD-Xiは小型とはいえシンセはそこまで軽くないと思うんですが、大ちゃんはなんであんな無造作に片手で持てるのか。たくましい。
夢中で両手をあげてるうちに、なんか本当ここにいられるのが嬉しくて、じーんとしてきました。
アンコール明けは、大ちゃんがタンバリンを置いてというような身振りをして、皆さん静かに聴く体制に。
ピアノと歌のバラード、『PALE BLUE RAIN』。良い曲……
しっとりとした演奏に、間奏のところで溜めて……足をドンと踏み込んでの合図で歌が!
こういうお互いにタイミングをはかって息を合わせてる感じ好きです……
ここで、ヒロさんのお誕生日プレゼント贈呈がありました。
ハッピーバースデーが会場に流れる中、大ちゃんは観客席の方を向いてタンバリンのシャンシャンシャンシャラララ~♪というのを身振りで指示。
「大ちゃん歌ってくれないの?歌って?」というヒロさんに、終わり近くまでお口閉じてニコニコしたままタンバリン隊を導く大ちゃん。
最後の最後で大ちゃんちょっぴり歌ってくれて、ヒロさんすっごく嬉しそうでした。良い光景をおがめました。
プレゼントの包みから出てきたのは、家電か何かの段ボール箱。
双眼鏡でガン見したんですがパッケージの写真は調理器具っぽい……?鍋?上に丸いものがついてる……
開けて見せてくれると、プラスチックの円筒に透明なドーム状のふたがある形状。
「分かる人いる?」という呼びかけにYESNOうちわのNOを掲げるわたし。
何人か分かった人がいたようでした。
正解はヨーグルトメーカーで、大ちゃんも自分の分を買ったとか。この自分が欲しいと思ったもの良いと思ったものをプレゼントしておそろいになるところ、好意のあらわれ!って感じでいいなあ。
ラストの曲は『LYIN’ EYES』。最近80~90年代ぽいシンセの曲が流行っているとかで、原曲バージョンで。
歌詞のKISSのところで投げキッスするヒロさんかっこいい!ハーフタンバリン投げキッスかっこいい……(ため息)
定番のラスト曲ではないのでここで終わり?という気分ではありましたが、この心残りがある感じに「いつかまた観客いっぱいに入れて声援ありの盛大なライブができる日が来たら」という思いを強く感じました。
相変わらず、演奏は最高にかっこよくて、MCはゆるふわ~と近況報告などしてくれて、ギャップがたまりませんでした……
もはや温冷交代浴的な快感に、これがサウナ好きな人が言うところの”ととのう”という奴か!などと納得(たぶん違う)。
本当に参加できて幸運でした。最高の体験だった!
カメラ入ってたんですが、映像をどうされるのかの告知は無し。
近日中に見られることを期待してます!
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