accessのELECTRIC NIGHT2022ツアー、5/1豊洲PITにも参加してきました。
地方公演は行かない予定なので、これでわたしのエレナイ2022参加は最後です。
それはそれはもう、すごく楽しかったです!楽しすぎて頭真っ白で記憶がだいぶ飛び飛びに。
カメラ入ってたし多分後日に配信があると思われるので、それで再確認できるのを心待ちにしています。再確認というか、またあれを味わいたくてたまらなくて……行けば行くほどもっと行きたくなるaccessのライブ……
例によって、感想の書き散らかしです。レポでは無いです。
今回、個人的に何が大興奮だったかって、座席が。
ぴあCloakに席番号が出ていたので見てみたら「2列」の文字が。
あまりのことに一瞬「……2階席の2列目かな?」と思ったり(※豊洲PITに2階席はありません)。
それはそれは動揺しました。あまりの幸運に、はしゃぐよりも前に
「……死ねない、今死ねない……」
「真人間にならねば、この幸運にふさわしい生き方をしなければ……」
等の考えが浮かんできて、めっちゃ真顔になりました。

しかも確か以前のライブではコロナ対応で1列目は無かったと聞いたような……でもあれからいろいろ制限解除されてるし、まさか、まさかね……
そして会場に行きました!1列が無い!2列が最前列!
衝撃で幸せを受け止めきれず「わあ、最前列だと荷物整理が楽にできるなあ🙃」とか迷走しだす思考。
だって、ステージすぐそこ!前のお客さんの頭とか無い!
去年の豊洲PITでは最後列のいちばん端っこだったのに!すごいギャップ!
推しのいる生活は健康にいいと言うものの、今きっと血圧と心拍数が大変なことになっている!と、開演を待つあいだ気が遠くなりそうでした。
あと、場内が寒かったです……この日は外もとても寒かったけど、冷房も強かったと思います。
半袖ツアーTシャツ姿ではかなり冷え冷えに。
以前にどこかのMCでヒロが「暑くなっちゃうから空調強めでお願いしてる」と言っていたような気がするので、きっと長袖で激しいパフォーマンスするボーカリストのための温度設定なんだ……と思ったものの、ちょっと寒すぎでした。
そんな感じで身に余る幸運と寒さで気が遠くなりかけてると、開演時間から少し押して、大ちゃんとヒロが登場。
わー!お姿が超くっきり!!視界が高精細・高解像度!!!
下手寄りだったので大ちゃんがよく見えるかと思いきや、要塞の中に入ってしまうとかえってシンセの陰で見えづらかったのですが、前に出てきてくれたときは本当に間近で!ヒロもこっちに何度も来てくれました!
大ちゃんの髪の流れまですげー良く見える!帽子はなしで、美しい銀髪にところどころ黒っぽいところがあり。
サイドの黒が一瞬ヘッドセットの線を思わせたのと、おろした前髪と後ろに流したサイドの感じが超絶好みで…
あまりツンツンしていなくてシャープかつなめらかな流れで、とにかく素敵すぎました。
お洋服はワンピースというか魔法使いのローブっぽく見えるロングパーカーと黒のハイソックスで、お膝が見えてました。
大ちゃんのかわいさ、他に類を見ない。あの筋張った男っぽい膝と、男らしいスカート(正確にはスカートじゃないけど)の履きこなし。
人なつこくて親しみやすいのに、場のすべてを持っていく支配者の風格があって。
それで本当に嬉しそうにニコニコしてて。
それらを総合するとすっげえかわいい!!!としか言えない。なんなんですかあの方は!!!好き……
ヒロは柄シャツを羽織って胸元までボタンをあけるいつものスタイルで。
今回インナーが黒で襟ぐりが深くて、途中まで「黒いインナーを着てるのか?黒いのは影でインナー無しなのか?」と悩んでガン見してました。胸元超セクシー。
ヒロ足ほそーい!なのに安定感すごーい!
立ち姿がとにかく美しくかつ安定感があるのは体幹鍛えてるからかしら。
ニコニコと満面の笑みで歌う姿に魅了されない人間がいるのでしょうか。
50代の風格のある笑いじわも、年齢と共に増した包容力が感じられて美しい。好き……
ややダークめでちょっと不安感と期待感のあるオープニングのイントロから一転パーッと明るくなって「Awake」。今期エレナイ参加を重ねてだいぶ聴き慣れてきて、「ああエレナイが始まるう😭」と1曲目から感極まりました。
間奏で大ちゃんがイントロのフレーズを入れてました。
豊洲PITでのaccessライブ参加は3回目なんですが、この会場は爆音がビリビリ来ます。
物のたとえではなく本当に重低音の振動で肌やお腹がビリビリ震えるのです。
わたしはあまり強い振動は苦手なんですが、ライブ用耳栓をしているとだいぶ楽になり、余裕をもってビリビリ感も楽しめます。
耳をふさいでるのにお腹が楽になるのはいつも不思議ですが。
耳栓使う前は「せっかくの音をすべて味わわないのは勿体ないかな」と思ってましたが、実際に使ってみると「耳栓のおかげで爆音をすべて受け止めて楽しめる!」となったので、おすすめです。
「We’ll」の「one heart」のところで両手で空中にハートを描く大ちゃんがとてもかわいかったです。
ヒロの声、CDとくらべて、より強く想いを届けてくるような印象でした。
この曲の発表から10年たって声に重みと深みが増したのもあるだろうし、ライブならではのメリハリを効かせた歌唱になってたと思うし、でもそれだけじゃなくて、なんだろう、語尾の感じとか声の響かせ方振るわせ方とか、とにかく歌の表現力が豊かで力強くて。今のヒロの歌い方好きです。
次の曲、大ちゃんがパッドを叩くスティックの先端がオレンジ色に光ってる!?
蓄光テープ貼ったのかな?魔法の杖みたいで素敵でした。
恒例のパーカッション(ペンライト、syncドゥンドゥン)で観客もセッション参加するコーナーの「PINK JUNKTION」ですが、今回のパターンはむずかしかった。
会場にちなんで、豊洲(とよす)で10(と)、4(よ)、ス~。八分音符を10回叩いて休み、4回叩いて休み、トラちゃんをギュッと握りつぶしてそれがス~と戻る音で1小節。
ス~の前に握りつぶすところでピャッと音が鳴りますが、ヒロが「ピャッはいいの?」と尋ねると、大ちゃんが「ピャッは仕方ない。ス~を楽しむためには」と言ってました。
これをリズムに合わせてやるのが大変むずかしかったです。何せ大ちゃん本人もテンポがずれたため両手広げて「ストーップ」のサインを出して音楽止めてやり直しになりました。
歌に気を取られると手がお留守になるので、リズム取るのに必死だったけど、でも楽しかったです!
「ELECTLIC☆NIGHT」では間奏に大ちゃんのシンセがすごい盛り上がり。
これは無事に歌い出せるのだろうか?と思ってたらタイミング完璧に歌に入るヒロ!さすが!
と思ってたら、その直後に大ちゃんが「やべーあぶなかった!」みたいな仕草をしてた(かわいい)。
演奏に盛り上がりすぎてタイミング忘れてたのかしら。
大ちゃんとヒロ両方に言えるんですが、
・間違えたとしても大概なんとかなる。相方がなんとかする、支え合う。
・ミスを隠さずに認める。ただし笑顔で、深刻にしない。許し合う。
という姿、性格の素直さ明るさと、お互いへの信頼と高いスキルに裏打ちされた度量の大きさが素晴らしいなと思ってて。
自分のミスを許容できない傾向のあるわたしとしては、この2人の態度にはすごく学ばされます。
こういう2人を見てるから、観客席の雰囲気に適度なゆるさ、寛容さがあるのかなあ……と思ったり。
マイペースでいられる空間は、初心者のときには大助かりだったし、今でも心地良いです。
そしてそして。むっちゃ盛り上がる「SOUL DYNAMITE」のとき、こっち来てくれたヒロに視線ロックオンされました……c⌒っ。ω。)っ
お2人とも観客のことをまんべんなく見てますから、目線をいただいたからといって決して特別なことではありません。
けれど、目線いただいた側としては、本当に一生の思い出です……😭
身に余る光栄すぎて、ちょっと視線をはずして逃げたくもなりました。
けれど、満面の笑顔でこちらを見てくれたヒロに、どれだけ今わたしが幸せで楽しい気持ちか伝えたくて、頑張って笑顔で見つめ返しました。
熱視線。がんばった、がんばった……幸せ……
この瞬間に限らずライブ中2人ともとても良い笑顔で。
普段の生活で誰かのあれほどの笑顔が見られることってそうないと思うのですが、ライブ中に本当に楽しそうに笑顔を浮かべてくれる大ちゃんとヒロに、わたしも心の底から笑顔になれました。
わたしは気持ちと顔の表情との間にワンクッションある人間なんですが、ライブ中にそのクッションは消えて自然と笑顔になれて。
心の底から笑顔が浮かんでくるときってとても気持ち良いんだなと、感動しました。
そして本編ラストの「永遠dive」。
この曲のとき、ショルキーを持って前に来てくれた大ちゃんのパーカーワンピ(ロングパーカーなんだけどワンピースとか魔法使いのローブに見える)の裾がショルキーに押されて上がっちゃってて。
太ももが見えてドッキドキでした c⌒っ。ω。)っ
別の曲で裾をバサッとまくるファンサービスもあったけど、このように本人の意図してないところでのチラリの破壊力すさまじい。
などと、よこしまな感想をついつい書いてしまうのですが、音も歌も動きのすべても何もかも盛り上がって最高でした。
タオルの代わりにsyncドゥンドゥンを回して、回す手に思いを込めまくって。
どんなに今幸せか、楽しいか、盛り上がってるか、あふれる思いを込める先として人は手振りやったり何かを振ったりするのだなあと実感しました。
アンコール1曲目、ライブ限定曲の「LOVING YOU」が聴けるぞ……と待ち構えてたら、あれ?なんか違うような……人生でまだ3回しか聴いていないから自信ないけれど違うよね?これは何!?
そしてサビにきたら「タン、タン、ターン♪」という3つの音……これは、さっきやってた新曲のフレーズだ!
新曲のアコースティックアレンジ?いやでも、新曲1では「タン、タン、ターン♪」のフレーズはシンセの音で奏でててボーカルは別のメロディだったけど、この新曲2ではそのフレーズを歌ってるな?
同曲アレンジなのか、同じモチーフを使った別曲なのか。
直後のMCで大ちゃんが「新しいメロディ」と言っていたので、やはり別曲なのかな?兄弟曲とか組曲だとか……詳細が分かる日が楽しみです。
今ツアーではラストが「DRASTIC MERMAID」で、ここのところのツアーでは定番のラスト曲(「LOOK-A-HEAD」や「S-MILE GENERATION」)ではないことが多くて。
いつかコロナ禍がおさまって前のようなライブができる日までは、あえて変えているのかなあ、とも思うし。
あるいは。あえて終了感、大団円感を出さないのかもしれない。終わり切らないまま、日常と溶け合い混じり合っていく、そんなライブなのかもなあ……とも思う。わからないですけれども。
今回、MCで印象的だったのが、
「音を奏でることが辛いときもある」
「accessの音で皆を包みたいし、僕らも包まれたい」
という言葉。
これはあちこちの会場で聞いたので、今の大ちゃんの心の底からの言葉なのだと思います。
エレナイが始まる前、個人的に、大ちゃんがお山の別荘での生活にウェイトを置いている様子などから気持ちがライブから離れていないかちょっと心配だったのですが。
実際は、ライブでの楽しそうでエネルギッシュな姿を見たら、そんな懸念は吹き飛んで。
自分の音楽世界に没頭しているようでいて、誰よりもヒロの歌に惚れ込んで、リアルタイムリミックスがどんなになってもついてきてくれるヒロの歌を愛して、高めて、ときには支えられて。
「accessの音に僕らも包まれたい」というのは大ちゃんの心からの本音、大ちゃんにもaccessのライブが必要なんだと思いました。
そしてヒロも「人生をかけて歌を届ける」と言ってくれて。命がけで歌うという深い覚悟とその上に大変な努力を重ね、決して重くならずにさらっと軽やかに、でも真面目に大切なことを言ってくれるヒロの人間性、泣きそうなほど大きいなと思いました。
音に包まれると言えば、今回の新曲はとても優しくて普遍的な受け入れやすさがあって、そのぶんaccess曲の「ヒロ専用!」感は薄めかなと思ってたんですよ。
でも大ちゃんの「音に包まれたい」という言葉と、大ちゃんの作る曲はすべてそのボーカリストのための曲というのを合わせて考えると、つまり大ちゃんは、今この曲をヒロに渡して、ヒロが歌うこの曲に包まれることを望んでいるのではと思い至って。
優しいこの曲がヒロに捧げられたこと、そしてヒロが詞をつけて大ちゃんの音にあわせて歌うということが、ものすごく尊いことに思えました。
一つ前の記事でも書きましたが、従来のエレナイがキラキラでギュイギュイした宇宙で皆を踊らせる感じだとすると、エレナイ2022は地上に戻ってきている感じ。
地上に戻ってきてあらためて皆を背中に乗せてくれようとしているのではないか、そんなことを考えました。
今回はとにかく最前列の衝撃がすごくて、いつもにも増して心を揺さぶられてきました。
その分、感動しやすくなってたかもしれません。
明るくて激しくて、でも思い返せば優しさが沁みるような音でした。
関東での公演はこの豊洲が最後で、わたしのエレナイ2022参加もこれでラストです。
また聞きたい体感したいとジタバタしてる日々ですが、カメラが入っていたので配信(ありますよね?)の日程が発表になるのを楽しみにしています!
あの日の感動を何度でも味わいたい!できればライブBlu-rayとかあると嬉しい!ぜひぜひ!
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