6月4日中島愛 Birthday Eve Special Live ~green diary~に参加

6月4日Zepp DiverCityでのまめぐ(中島愛)ちゃんのライブに参加してきました。
前回のライブは都合がつかず配信で見て、その前のイベントもコロナ禍で配信続きだったので、現地参戦は本当にひさしぶりです。手帳を見返したら2019年11月の水槽・髪飾りの天使のリリースイベント以来で、1年半ぶりの生でのまめぐちゃんでした。

とにかく素晴らしかった!
もう、立ち姿の美しさと声の力がすごい!表情がいい!
わたしが本格的にファンになったのは活動休止からの復帰後ですが、今まで見た中で最高と感じました!
歌声の力が強くて、歌の世界が120%伝わってきました。声だけじゃなく、立ち居振る舞い表情も、すべてが歌の世界に入り込んでの表現で、歌の世界の化身とはこういうことを言うんだなと。
天使?女神?いや、まめぐちゃんはまめぐちゃん!最高のまめぐちゃん!
配信6/11までだから全世界の皆さん見てみて!
https://eplus.jp/sf/detail/0291320002-P0030032P021001?P1=1221

お衣装はTwitterにもアップされてましたが、薄緑のオフショルダーワンピースに深緑の布地にタイルみたいな四角があしらわれたオーバースカートがついてて、このオーバースカートが照明があたるとキラッ☆キラに光ってました。
まめぐちゃん輝いてた……(物理)

セットリストはサブスク用にプレイリストが公開されてます。このプレイリストには入ってませんが、メロンソーダ・フロートとKailanの間にはNegiccoさんへの作詞提供曲『硝子色の夏』のセルフカバーが入りました。

最初は、今ツアーのタイトルである最新アルバムgreen diaryの1曲目『Over & Over』。
この曲テンポがころころ変わるんですが、まめぐちゃんもバンドメンバーもばっちりで、テンポ合わせに気を取られることなく(たぶん)、豊かな表情と身振り手振りで歌詞の世界を表現してて最高!
最初だから少し固めな感じはあるものの、でも今日のまめぐちゃん絶好調だな!?と感じられるパフォーマンスで。
わたしはいつもライブの初めは「無事に終わりますように」とハラハラしながら終了を祈る気持ちが強くて、かなり経ってから「この時間がずっと続けばいいのに」という気持ちに変化するのですが、1曲目から、今日はもう最高のライブに違いない!この時間をずっと味わいたい!と確信して盛り上がりました。
緑がテーマのアルバムなので会場のペンライトも緑一色できれいでした。

次の曲は、バンマスのチャッピー大先生(西脇辰弥さん)作曲で変態曲とも言われる『愛の重力』。
どう変態かと言うと、プログレにフュージョンの要素がどうこうと言う難曲だと以前に言ってて…わたし詳しくないんですが。とにかく難しいけれど不思議とクセになるかっこいい曲。
2曲目でgreen diary以外のアルバムから来たことに軽く驚きつつ、チャッピー大先生~!と盛り上がります。
この曲は何よりまめぐちゃんの浮遊感のある高音が素晴らしい!不思議な浮遊感と疾走感、でも軽くない、重みのあるパンチみたいな曲。
照明は赤が基調で、皆さんのペンライトも赤多め。緑のままの人も多い。わたしは個人的なイメージでピンクに。以前に、まめぐちゃんがペンラの色がばらけてるのもきれいと言ってた記憶があるし。
ステージの後ろに縦線状の照明が何本もあるのですが、これがサビのところで上に向かって赤い光が流れ続けて、重力というタイトルに反して上に昇る光にすごくこの曲らしい!と感動しました。
今回、照明もすごく凝ってました。暗めで色を効かせる感じ。

次は初期の曲『Raspberry Kiss』。
ここまで最新アルバムの曲、音楽活動休止直前の曲、初期の曲と来て、これはタイトルアルバムのgreen diary以外にも充実のセトリなのではと高まる期待。
最高にかわいくて手振りとか掛け合い(今回は声出せないけど)もあって楽しい曲です。
初期からのファンの皆さんは振りも叩き込まれてるみたいですが、わたしはここ5年のファンなのでいろいろとうろおぼえ。でも手振りできた!みーぎ!ひだり!右左、くるりんぱ!
本来は観客のコールが入るんですが、コロナのため今回のライブは発声禁止。
でも、皆さんペンライトの振りで、手振りで、声は出せなくても歌ってるのがわかる!ペンラが「くすぐる!耳元!」って動いてる!みんなまめぐちゃんのために声は出さずに歌ってる!
これにすごく感動して、思えば、初めてまめぐちゃんの復帰記念ミニライブに行ったとき、皆さんの掛け声や手振りに「まめぐちゃんが女神でファンは神輿の担ぎ手なんだ!」とすごく衝撃を受けたんですが、そのときの気持ちを思い出しました。

続けて『窓際のジェラシー』でまたgreen diaryからの曲。さっと緑一色になる会場。
切なさと激しさのある曲に、まめぐちゃんやっぱり歌の表情の付け方が随一だわ素晴らしいわ~!と浸りこむわたし。
そしてこの曲、それまで暗めの照明だったのが、サビのところで一気にキラキラ光り出すんですよ!ステージだけじゃなく会場上のミラーボールも明るく回ってフロアを照らし出し、歌詞の「メリーゴーランド」が表現されてる!と気分が最高に盛り上がりました!

立て続けに『サタデー・ナイト・クエスチョン』。音楽活動復帰後の曲!
これはペンラは青にする人が多くて、わたしも興奮してカチカチとスイッチ切り替え!。ジャケ写の衣装の色であり、土曜日の色!
この曲、バンドの音がかっこいいんですよね。まめぐちゃんもここはかわいいよりもかっこいい!もう何もかもかっこいい!
間奏でぞのっち(外園一馬さん)のギターソロの間、音に乗るまめぐちゃんが最高にかっこいい!ダンスかっこいい!

ここでMC。タオルで汗をふくバンドメンバーの皆さんに、最初っから飛ばしてたもんね激しかったもんね!とあらためて思いました。

ここからはキュートなコーナーということで、green diaryから『ハイブリッド♡スターチス』。
歌詞の世界観を伝えるまめぐちゃんの振りがかわいい!最高にかわいい!もちろん声もかわいい!
アイドル大好きなまめぐちゃんが、アイドルとしての動きを完全に自分のものにして最高に輝いてるのを見ると、本当もう、なんと言うか、ステージに立つ者としてのオーラがすごい!

そして『髪飾りの天使』。
この曲はまめぐちゃんの中低音が良いんですよね。のびのびとして、かわいさの中に包容力もあって、最高です。
でも高いところはすっげー高くて天上に浮かび上がるよう。
高低差がすごい曲でかなり難しいとどこかで聞きました。
照明がまた本当にいいんですよ。やさしい緑の光の中にまめぐちゃんが浮かび上がる感じ。
この終わり方も素敵ですよね。いきなり終わるの。
どこかで寝落ちとまめぐちゃん言ってたけれど、読んでいた本をパタッと取り落として眠っちゃうような。

そして次!このイントロ!?超初期曲『ねこ日記』だ!
マクロスFの作中でのランカちゃんデビュー曲じゃないですか!
ゆったりしたかわいらしい曲に、伸びやかなまめぐちゃんの歌声を堪能。
前の曲と声が違う!やや固さの残る初々しくもかわいい感じで、ランカちゃん!ランカちゃんだ!!
この声の使い分けによる表情の付け方、さすがまめぐちゃんだよな~と思いました。
「私のくちびるの日記にはあなたの名前何回呼んだか書いてある」という歌詞に、(わたしのキーボードの日記にはまめぐちゃんと何回入力したか書いてあるかもしれない)と思ったり。

ここでまたMC。
後ろでちょっとこけたまめぐちゃん。
ランカちゃんをランカ・リー先輩というまめぐちゃん。
まめぐちゃんの演じたキャラクターの中では長女だもんね。先輩格ですね!

MCは短く終わり、すぐに次の『メロンソーダ・フロート』へ。
今回、全体的にMC短かったです。緊急事態宣言下で21時までに客がはけなければならないためかなと。
green diaryの曲の中でもかわいさMAX、そして切ない失恋曲。
まめぐちゃんの表情が切なさを表現してて素敵。体全体で歌ってる。
メロンソーダのような緑の照明の中に鋭い赤い光があるのが「心突き刺してくる”スキ”という音の鋭さ」の歌詞を表してるのかな。曲と一体化する照明をここでも感じました。

次の『硝子色の夏』は、イントロを聴いて、はて?これは知らない曲?と。歌い出してもやはり聴いたことのない曲。
わたしが未チェックのキャラソンか他アーティストとのコラボや提供曲かな?と思ったら、後のMCでNegiccoさんへの作詞提供曲と知りました。
今回のライブで唯一はじめて聴いた曲だったんですが、いちばん体が動いた曲でもありました。
ゆったりめのアイドルソングなんですが、曲の世界観に引き込まれて、自然と体を揺らしてました。
チャッピー大先生のハーモニカも切なさ炸裂。
間奏にセリフがあって。
「心配しないで」
「ずっとわかってたの」
「でも、ごめんね」
「あいしてる」「あいしてる」「あいしてる」
これ失恋の歌だったんだ…と切なく思うと同時に、ランカちゃん!これシチュエーション的にランカちゃんぽくないですか!
そう思ったら切なさ増し増しで、まめぐちゃんの歌唱も表情も苦しそうで愛おしそうで。もう、ランカ・リー=中島愛を感じました!マクロスF曲でなくて恐縮ですが。
このセリフ部分もまめぐちゃんの作詞の一部なんでしょうか?
「I Love You」と歌い上げるまめぐちゃんの表情が切なく大人びて素敵……

続けてフィリピンの曲のカバーでタガログ語の歌『Kailan』。
前の曲で入り込み方がすごいと思ったら、感極まったのか、何度か涙をぬぐうまめぐちゃん。
後のMCによると、この曲のMVを撮ったときのフィリピンでの思い出とかがわーっと来たそうで。
まめぐちゃんのお母様はフィリピン人ですが家では日本語で話しててまめぐちゃんはタガログ語は聞き取れるけど話せないそうですが、タガログ語歌唱は美しかったです。
わたしはタガログ語まったくわからないので音の響きだけで感じ取るしかなく、だからこそ声そのものに集中して聞いてて、何かこう、言葉にならない感情が湧き上がってきました。
この曲はベースとドラムはお休み、エレピの伴奏メインで間奏でギターが少し。演奏してないときのバンドメンバーも深く聴き入っているように見えました。

ここでまた3曲おきのMC。
Kailanの冒頭で泣いちゃって上手く歌えてなかったのがくやしかったのか、ここでアカペラで結構長く歌ってくれるまめぐちゃん。
「さっき歌えてなかったけど~!!」ってくやしそうに崩れ落ちる姿がとってもかわいいまめぐちゃん。
そしてこのライブももうラストスパートに入ってるとのことで、早い!
平日&コロナ禍で19時開演で21時までのためか、展開が早い。
本当はまめぐちゃんのおしゃべりももっと聞いていたいです。

次が『夏の記憶』。
おおー、大好きなカップリング曲!
これも難しい、譜割りが独特な曲なんですが、生で聴くとまたすごい。
まめぐちゃんの動きも天を仰いだり跳ね回るように動いたり、ステージの空気と一体になって歌の世界を届けてくれるまめぐちゃんが美しい、美しいよ……!
そして高音の伸びが、もう、この声大好き!!!
この曲もふっと消えるようなラストなんですよね。花火のようなセミのような夏の終わり感。

そしてgreen diaryから『ドライブ』でクールダウン。
都会的で大人な切なさにあふれた曲で、照明もムーディな中にスポットライトがあたって陰影の感じも美しく。本当に今回の照明いいなあ!
激しく盛り上がる曲でも叙情的に聞かせる曲でもなく、割と平板というかクールで切ない曲で場の空気をぐっとつかむまめぐちゃんの表現の幅の広さがたまりません。温度低めの曲だからこそ、ときどき混じる気持ちのこもったフレーズが切ない。

そして『水槽』。これはペンライトは青でしょう!
青く暗かった照明がサビでパアーッと明るくなって、この暗さから明るさのメリハリというかギャップが水槽という曲のすばらしさで、歌との相乗効果で押し寄せる感動。
1番2番と進んでいく内に気持ちがどんどん高まっていくような歌唱に、鳥肌がたちました。比喩じゃなくマジで。
もう夢中で、ハートのペンライトをクジラの尾びれのように振りました!

そして本編ラスト、アルバムタイトル曲『GREEN DIARY』。
ペンライト振っていて気付いたんですが、マーチではないけれど、歩く速さの曲なんですね。一歩一歩前に進んでいる感じがするのはそういうことか!と。
CDよりも強さを感じる歌い方に、万感の思いがこめられているようで。泣きそうになりながらも確実に前に進んでいく強さを感じました。
「永遠じゃなくてもいい」というフレーズに胸を打たれます……変わる、進む、まめぐちゃんと一緒に進めたらいいなと、これからの人生もまめぐちゃんの歌を聴き続けられたら、そこから力をもらえたら、まめぐちゃんが笑ってくれていたら、もういろんな想いがよぎる本編ラストでした。

そして退場後、すぐに拍手はひとつにまとまってアンコールを呼ぶ音に。
前にライブに参加したときも思ったんですが、まめぐちゃんライブのアンコール拍手って早いですよね?
どんどん早くなって、さすがにこれは大変とだんだん皆さん一拍おきにしてスピードダウン成功、でもまたどんどん加速!そこで割と早めにメンバー出てきてくれた!
green diaryの曲はあと2曲残っているので、アンコールに来るんだろうなと当然思うわけです。
ユーモラスな曲でアンコールに入り、希望を感じさせる曲でラストなんだろうな、と。

予想通りアンコール1曲目は『粒マスタードのマーチ』。
鍵盤リコーダーのアンデスをもって行進してくるまめぐちゃん。
鍵盤ハーモニカではなく珍しい鍵盤リコーダーです。

andes 25F | 鈴木楽器製作所
https://www.suzuki-music.co.jp/products/22031/

ショルダーキーボード使いの人がショルキー掲げるのと同じようなポーズでアンデスを掲げるまめぐちゃんがかわいい!
だらしなくゆるゆるしてる日常を描いた曲で、小粒ながらもとても楽しくてくせになる曲。
アンデスの音もほどよく脱力感があって素敵。
終了後「ありがとうアンデス」と言いつつ「もう出番は終わりです」と後ろに置くまめぐちゃん。
「マイクスタンドもお疲れ様でした」と自ら舞台袖に片づけるまめぐちゃん。
かわいいな、おい。

そして、「やっぱりこの曲ははずせないでしょうという曲を」と代表曲の『星間飛行』!
ここで来たのが意外といえば意外、でもご期待通り!まめぐちゃんの原点だもんね。
皆さん声は出せないけど、全力でキラッ☆としてました。
というかキラッ☆だけじゃなくてまめぐちゃんと一緒に振りやってる人も多数。
わたしもいつの間にかだいぶ踊れるようになってました。何度も見てると覚えるもんだねー!ところどころうろ覚えだけど。
代表曲だけあってまめぐちゃんも満面の笑みでのびのびと歌ってて会場の一体感もすごい!
名曲、やっぱり名曲!まめぐちゃんのライブに来たぞー!という満足感すごい!

MCで星間飛行は「嬉しい気持ちになる」と言ってたけど、本当に嬉しそうなまめぐちゃんにもう胸がいっぱいだよ!
予定は未定ながらも「わたしは次も絶対ライブをやりたいと思ってます!」と言ってくれるまめぐちゃんに嬉しくなります。やっぱりライブは格別。
ライブについて自分の考えをしっかりと話すまめぐちゃん。昔からインタビューやトークで真面目で頑固で自分の考えをしっかり持って言葉を選びながらきちんと伝えてくれるまめぐちゃんを尊敬してます。

最後は『All Green』。green diaryのラスト曲で締め。
まめぐちゃんから声は出せないけど「顔で歌って、心で歌って」と要求が。もちろんですとも!声に出せない想いを全部顔とか手とかに込めました!
コロナ禍で変わった世界を反映した歌詞がとても心に響いて、まめぐちゃんの歌も一音一音に込められた気持ちが強く伝わってきました。
決して明るい曲調ではないんですが、希望を感じさせる、というか希望を持ち続けなくちゃいけないと思わせる曲。
間奏のラララのところ、会場の空気すべてを導くようなまめぐちゃんは、神々しかった……
心で歌いました、全力で!

月並みな感想ですが、とても楽しくて最高のライブでした!直接参加できた幸運に感謝です。
このコロナの状況でひとつおきの座席や着席での鑑賞はぶっちゃけ見やすく、かえって良かったこともあるなとは思いました。採算は心配なんですが……
あと精いっぱい目で笑いましたが、いつか環境が許すようになればまめぐちゃんにマスク無しの笑顔を届けたいなと、GREEN DIARYの歌詞に「君が笑ってくれたら壊されないよ」とあるように、大切なものを壊させないために、心からの笑顔を届けたい。そう思いました。
ともかくも活力をもらえたので、感染対策に力を入れ直して明日からもいろいろとがんばります!

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